ここからキワモノ好きの本領が発揮されていくかと思います。もう好き勝手に暴走してます。どうかひか ないで下さいっ、と願いつつ…。 ■渋谷有利 設定時年令15歳。(15という微妙な年令が好きなんです) 言わずと知れた眞魔国第27代魔王陛下。元気な野球少年。本人は全く自覚していないが、実は美少年。 (異世界では「存在する事が奇跡的な程の」、地球界では「けっこー、かなり、なかなかの、すっごい」)。 これでキャッチャーができるんかい? と皆が首を捻る程の細腰、小さくて華奢な体つき。ある理由があって、その美貌は日々更新中。その理由とは…。 ある日、ある時、突然に、両性具有であったことが発覚。(うわあ、ひかないでっ) ジェンダー崩壊の危機に陥るが、それこそ様々な種族が入り乱れる眞魔国、あっけらかんと事態を受け入れて いる周囲(側近達の内心はパニックだった)に癒されて、結局外面的には変化なし。すぐにもとの元気少年に 戻ったように見えるのだが…。 ユーリの成長に関してですが、原作で、誕生日の一日前に眞魔国に来てしまったからには、誕生日まで364日で止まったと言っているような部分があったと思いまして、それを都合よく解釈し、ユーリは眞魔国にいる以上、成長しないと考えました。ユーリは皆より先に老いて死ぬと考えておられる方が多いような気がするのですが、私は原作のあの一文で、あっさりと「何だ、ユーリは魔王やってる以上年をとらないんだ」と考えてしまったのですよ。そして日本に帰ると、そこから成長し出す、と。じゃないと、日本に戻るとタイムラグがないわけだから、眞魔国でも成長している場合、帰ってきたときに「あれ?」ってなコトになりませんでしょうか? 五分前に十五歳だったのに、どうしていきなり年をとったの?って。 という訳で、ユーリは眞魔国にいる間、肉体的成長はなし。日本に戻らない限り、眞魔国で十年過ごそうが、二十年過ごそうが、十五,六歳のまんま。日本に戻っている間のみ、年を取る、ということでよろしくお願いします ■ウェラー卿コンラート 言わずと知れたユーリの名付け親。国と王を裏切り大シマロンに身を寄せていたが、それはもちろん理由あってのこと。ベラール王家の真の嫡流である彼は、シマロンの内側に入り込む事によって、その内部からの体制崩壊を画策したのだった。そしてシマロンの支配を良しとしない勢力を糾合し、その象徴的存在となることで強力な組織、すなわち反乱軍を作り上げることに成功する。それもこれも全て、反乱軍が大陸の支配権を握り、魔族と和解させることによって、戦いを厭い平和を願うユーリの希望を叶えるため。同時に、魔王の祝福を大陸に及ぼす事で、世界を崩壊から救おうと考えた。 状況を一段落させ、この度やっとの思いで無事帰国。(このシーンを原作でも見たい!!) しかし、ユーリを護るために色々考え過ぎて、逆にユーリに消えない傷をつけてしまったことを思い知らされることになる。 ■村田健 言わずと知れた大賢者様。ユーリの親友。とても高い次元からユーリを暖かく見守ってくれている。 優しさと同時に、支配者としての厳しさを合わせ持ち、時としてユーリを厳しく叱咤する。 世界の崩壊が早まっている事から、一刻も早くユーリが精霊の王として自覚する事を願っている。 ■フォンビーレフェルト卿ヴォルフラム 言わずと(もうやめよう)…。ユーリの自称婚約者。男前度がどんどん上がって、自分の気持ちを押し付けるだけのわがまま少年(…)ではなくなろうとしている。ユーリの中にある、ユーリ自身無自覚な気持ちに誰よりも早く気がついた。ユーリの身体のことを知ってからは、婚約者である事を更に強く主張して、下心満載でユーリに群がる男達からの防波堤になる。 ■フォンヴォルテール卿グウェンダル ユーリの法律上の保護者。表には出さないが、ユーリを孫(…)のように溺愛している。 コンラートの出奔に関しては、計画段階からの共犯(?)者。なので、ユーリからはかなり恨まれてしまう。 双黒の魔王が子を産めば、その子が次代の魔王になる確立が非常に高い事から、ユーリの身辺に及ぶ危険性に頭を悩ませている。 ■ハインツホッファー・クラリス オリジナルキャラ。金髪と藍色の瞳のクールな美女。人間との混血。 兄がルッテンベルク師団にいたが、アルノルドで戦死。病弱だったが、以来一念発起して軍に入り、女性士官となる。 両性具有であることが発覚した王のため、新たに組織された親衛隊の隊長となる。 ギュンター、ヨザック、グレタ、ツェリ様、といった皆さんはほぼ原作通りです。(あ、扱いが…) |